頭の後ろで手を組む人の心理

0
4368

頭の後ろで手を組む人の心理

頭の上や後ろで手を組むという仕草は、心理的な意味があります。

コミュニケーションをとる中で、相手の動作を観察し、理解することで、相手の考えを予測し最適なコミュニケーションをすることが出来るので、是非参考にしてください!

この仕草をする時の心理は、基本的に、退屈な時、疲れている時、相手に好意を持っている時の大きく分けて3パターンがあります。

頭は、脳という大事な部分を覆う為、緊急事態の時には守る必要がありますよね。実際、地震や物が飛んできた!など恐怖を感じた時は、人は自然と頭を覆う仕草をするのを良く見かけます。

手は、痛みを感じる部分など守りたいと思うところに自然と覆うように働くんです。

爪が剥げて痛い、手荒れが気になる、そんな時はそこに手を添える動作を自然としていますよね。

そのように考えると、頭を相手にさらし自分を守るべき手を、相手から遠い位置に持っていくということは、相手への警戒の気持ちが無く、心を開いている状態と言えます。

警戒心をとくと言うのは、退屈である時、困っていて相手に助けて欲しい時、疲れていて相手を気にする場合でない時、そして相手への好意がある時が具体的に挙げられます!

・退屈である時

状況に退屈している時、人は頭の上や後ろで手を組みます。

仕事場や授業中など、この仕草をしている人は良くみかけますよね!

人との会話中にこの行動が見られたら、相手は退屈している、会話に飽きていると考えられます…!その場合は、会話を少し端的にしたり控えめにするのが最適と思います。

・困っている時

問題に行き詰まり、解決策が見つからなくて困っている人は頭の上や後ろで手を組む仕草をします。宿題をやっている子供やなどに多く見られますね。

この場合は、行き詰まって助けを求めていると判断し、一言それとなく声を掛けてあげることがいいかと思います!

・疲れている時

疲れている人にもこの行動が見られます。仕事の休憩や睡眠をとる時が多いです。

リラックスする為に行われる癖になっているという場合があるので、この仕草を見られた時には仕事を手伝ってあげるような声掛けをしたら喜ばれるかもしれません!

・好意がある時

相手に対して好意的である時、この動作が見られます。自分の体や頭、顔を手で覆わずオープンにしているので相手に対して心を開いているのが分かります。

リラックスしてコミュニケーションしているのだと考えられます。

このように、様々な解釈ができる仕草であり、その時のシチュエーション、状況によって違う解釈が出来るので、場の状況を考え対応する必要があります。

会話の中でこの行動が見られたら、相手は退屈している、会話に飽きていると考えるのが普通ですが、自分の話を楽しそうに聞いている様子であれば、相手は心を開きリラックスしていると捉えることが出来ます。

相手の顔や他の仕草から、総合的に相手の気持ちを判断すると良いでしょう!

しかし、この動作は一般的にはあまりいいイメージを与えません。なので、この癖があるかもという人は、意識的に直したほうが良いと言える動作ではありますので、注意してください!